2006年10月03日
Looking West Into The Silence


アリゾナにあるティーピーのホテルを出て、西に向かって車を走らせたら、自分がいかに砂漠が好きかってことに気付いた。どんなにきれいな山道や森の中を走っても,この砂漠が一番だ。僕が大好きな海の上にいるみたいなんだ。砂漠と海、名前は違うけど同じかな? 砂漠を走っていると自分がどんなに小さいかわかる。水平線以外は何も見えないし、両方とも、信じられないほどきれいで広くて、心を包んでくれる感じだ。空も信じられないほど大きい。なかでも一番感動するのは、砂漠の静けさだ。アメリカっていうバンドの曲「名前のない馬」でも、そんなことを歌ってたよね。もちろん砂漠にあるラジオ局はよくかけている曲だ。
昨日ニューメキシコを走っているとき、クゥオマドという村のそばを通った。僕は15年ほど前、そこに泊まったことを思い出した。近くの砂漠にあるライトニンング・フィールドという場所に行ったんだ。そこには長さ10メートルぐらいのステンレスのポールが400本立っている。日が暮れると,その棒に夕日が映りこむ。雷が落ちれば、雷も反射する。真ん前にはその様子を眺めるための小屋がポツンと立っている。ちょっと贅沢なアートだよね。今回は泊まらなかったけど、昔行ったときは、その小屋までガイド役のカウボーイが連れてってくれて,すぐ彼は帰ってしまう。その砂漠から帰るのに彼が迎えにこないとだめなんだ。電話もないしね。
彼は朝日もきれいだと教えてくれた。でもその小屋には目覚まし時計がないし,どうやって起きるのって聞いたら,あんまり静かだから,寝ていられないよと彼は答えた.何をいってんだよと思ったけど,本当に彼のいう通りだった。無音なんだよ、砂漠は。その音に起こされてしまうんだよ。
あー、ROUTE66の話しに戻ろう。

砂漠を走っているとその無音の音に気付く。車で走っていると,エンジンの音がすごくはっきり聞こえるんだ。そして,車を止めてみると,音がない砂漠の音が聞こえる。風が吹けば、耳をなでている風が聞こえるんだ。そこにたとえば、トラックが通っても,耳の風の音がはっきり聞こえるんだ。
砂漠に何にもしないで,立っているだけでも,すごい経験になるよ。無音の世界。






投稿者 George : 16:35 | コメント (0) | トラックバック (0)
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